粗供養(そくよう)とは、参列に来られた方にお配りする簡易の返礼品の事です。お香典の有る無しにかかわらず、全員にお配りします。お通夜の粗供養はお茶やコーヒーなど口に入れるもの、お葬儀の粗供養はタオルやハンカチなどが一般的です。品物にはお礼状を添え、宗派によってはお清めの塩などを添付する場合もあります。また古くからの慣例により、お通夜の供養品は袋に入れずにそのままお渡しする地域もあります。(急な不幸事でとり急いでおり、行き届かないさまを表しているとも言われています)