早いもので、新年ももう半月が過ぎました。1月15は小正月にあたります。
小正月の風習
お焚き上げ(おたきあげ):正月飾りやしめ飾りをお焚き上げする行事で、神社や地域の行事として行われます。これによって、神様に感謝の気持ちを伝えます。
小豆粥(あずきがゆ):小正月には小豆粥を食べる風習があります。小豆には邪気を払う力があると信じられており、家族の健康を祈る意味があります。
餅花(もちばな):稲の豊作を祈って、枝に餅を飾る風習があります。餅花は、農業の守り神に感謝し、豊作を願う意味があります。
元旦から1月7日までを「松の内」と呼び、松の内までの期間がお正月とされています。昔は松の内までの期間は年神様がいらっしゃるとされており、松の内が終わると門松やしめ縄などのお正月飾りを片付けました。
・門松:松の内の始まりとともに、門松を門や玄関に立てます。門松は神様を迎えるための目印とされています。
・しめ飾り:玄関や家の中に飾るしめ飾りは、厄除けや家内安全を願うものです。